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世界のマネー教育
2024年03月06日
目次
日本のマネー教育(金融・金銭教育)は世界から後れをとっています。世界から学んでいきましょう!
金融・金銭教育ベスト5(PISA 2012年)
- 中国(上海)
- ベルギー
- エストニア
- オーストラリア
- ニュージーランド
世界のマネー教育(アジア)
■中国
- お金を稼げる人が偉い
- 社会貢献も商売のネタ
- 華僑は幼いうちからお金儲けの方法を教わる
■香港
- 勤労所得60% 非勤労所得40%(日本は5%)
- 「Rich kids Poor kids」という有名な金銭教育プログラムがある
■シンガポール
- 様々な国の人が共存する多文化国家
- 多文化なので教育の仕方は様々だが、お金に関してはオープン。
- 小中学校でお金について学んだと答えた人、58%でアジアTOP。
- 小学生から、銀行やお店、チャリティーなど生活に近い教育機会が多い。
- 金融教育を義務付けることで、学生が大学への支払いについてより賢明な判断ができるようになったという結果が出ている。
■カンボジア
- 小学校から高等学校までの全学年で、2019年から金融の基礎知識を学ぶ授業が始まる。
世界のマネー教育(ヨーロッパ)
■フランス
- 金融教育に関する様々なプロジェクトがNPO法人を中心に実施されている。
- 学校を始め、職場や自宅などで金融について学ぶ体制が整っている。
- 最近はビットコインに関する授業も行われている。
■ドイツ
- 学校教育の権限は基本的に各州にあり、学習指導要領は各州で作成
- ドイツでは実践的な金融教育が行われ、生徒の自立性を育むことが目的
- 学校での金融教育として「生徒の銀行業」を2005年から実施
■イギリス
- 金融教育の発祥国と言われており、ヨーロッパの中でも、金融自由化を先導した国であり、国家機関も金融教育にいち早く取り組んでいる。
- 国民に対して金融教育を行っている機関・団体がある。(Money・Advice・Service(MAS)、Citizen Advice(CA)、Personal Financial Education Group(Pfeg))
- すべての年代で金融ケイパビリティー教育が行われている。
■スウェーデン
- 近年現金をほとんど目にしない
- おこづかいは子どもがお金の扱い方を学ぶための重要な課程だと認識されており、アプリ等でおこづかいを管理
- 学校で学ぶ金融教育は、「みんなでみんなのためにお金を稼ぐ」ことが目的
世界のマネー教育(アメリカ)
- 金融・金銭教育で最も大切にされているパーソナルファイナンスという考え方
- アメリカでは子どもの頃からお金のことについて学ぶことはごく当たり前であり、幼稚園から高校まで、そのレベルに合わせた教育環境が整っている。
- 実際にお金にふれる機会が数多くある(クラフトフェアというイベントやレモネードスタンド、子供向けデビットカード等)
- 金融教育サービスを提供するフィンテック企業が増加