ブログ
「小学生になったし、何か習い事をさせたい」
「塾や英語、スポーツ以外にも、この子に合うものはないかな」
「勉強はできている。でも、それだけで将来大丈夫なのだろうか」
そんなふうに、小学生の習い事について考える保護者の方は多いのではないでしょうか。
水泳、英語、ピアノ、サッカー、学習塾。
どれも子どもの成長につながる大切な学びです。
でも、AIが急速に進歩するこれからの時代を考えると、習い事選びにはもう一つ視点があってもいいと思います。
「この習い事で、子どもはどんな力を身につけるのか?」
という視点です。
目次
テストでは答えられる。でも、説明するのは苦手
私は公立小中学校で30年以上、子どもたちに関わってきました。
その中には、こんな子がたくさんいました。
一問一答式の問題にはきちんと答えられる。
計算問題もできる。
漢字も覚えられる。
宿題も忘れずに提出する。
ところが、
「あなたはどう考えますか?」
「理由も書いてみましょう」
「みんなの前で説明してみよう」
となると、急に手が止まってしまう。
これは「勉強ができない」ということではありません。
正解が決まっている問題を解く力と、自分なりの答えをつくる力は、少し違うからです。
現在の学校教育でも、「知識・技能」だけでなく、「思考・判断・表現」や「主体的に学習に取り組む態度」が重視されています。
授業では、記述、レポート、話し合い、発表、探究活動など、自分の考えを整理して伝える場面も増えています。
つまり、
知っていることを、自分で考えて使い、相手に伝える力
がますます大切になっています。
「自由に考えていいよ」が難しい子
特に真面目で慎重な子ほど、
「正解はどれ?」
「これで合ってる?」
と考えることがあります。
テストでは力を発揮できても、
「何でも自由に考えてみて」
と言われると、かえって困ってしまう。
人と違ったことを言うのが心配。
間違ったら恥ずかしい。
頭の中では考えているけれど、発表するとなると言葉が出てこない。
こうした子には、問題集をさらに増やすだけではなく、
正解のないことを考えてみる経験
も必要です。
※こうした「自分で考えて動く力」=主体性の育て方については、子どもの主体性を伸ばすには?|「自分で考えて動ける子」を育てる関わり方で詳しく解説しています。
AIが答えを出してくれる時代に、何を学ぶ?
AIは、文章を書いたり、情報を整理したり、アイデアを出したり、資料をつくったりできるようになっています。
だからといって、学校の勉強が必要なくなるわけではありません。
むしろ知識は必要です。
でも、その次が重要です。
何を問うか。
どの情報を選ぶか。
何をつくるか。
誰に、どう伝えるか。
AIに答えを出してもらうだけではなく、
AIや情報を使いながら、最後は自分で考えて判断する力。
これからの習い事選びでは、そんな力を育てられるかどうかも一つの基準になると思います。
※AI時代に子どもに必要な力については、AI時代、子どもに必要な力とは?|知識だけでは足りないこれからの学びで詳しく解説しています。

これから注目したい「探究」という学び
探究学習では、
問いを持つ
→ 調べる
→ 比べる
→ 考える
→ 話し合う
→ まとめる
→ 発表する
という学びを行います。
国語、算数、社会、理科などで習った知識を、実際に使う学びでもあります。
「なぜ?」
「本当に?」
「もっと違う方法は?」
と考える経験を繰り返すことで、自分なりの答えをつくる力が育っていきます。
※探究学習のテーマの見つけ方や進め方は、小学生の探究学習とは?|テーマの見つけ方と家庭でもできる進め方で詳しく解説しています。
起業教育は、会社をつくるためだけの勉強ではありません
「小学生に起業なんて早いのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
でも、起業教育は全員を社長にするための学びではありません。
たとえば、ジュース屋さんを考えてみます。
「誰に売る?」
「どんなジュースなら喜んでもらえる?」
「いくらにする?」
「材料費はいくら?」
「何杯売れば利益が出る?」
「もっと売れるようにするには?」
こうして考えると、
算数。
お金。
社会。
コミュニケーション。
創造力。
プレゼン。
いろいろな学びが一つにつながります。
そして何より、
「自分だったらどうする?」
を何度も考えることになります。
※起業教育で具体的にどんなことを学ぶのかは、小学生の起業教育とは?|お金・探究・プレゼンまで学べる理由で詳しく解説しています。
※お金教育を家庭でどう進めるかは、小学生のお金教育、何から始める?|お小遣いだけでは身につかないお金の学びで詳しく解説しています。
学校で習ったことを「使える力」へ
起業や探究の学びは、学校の勉強と別物ではありません。
算数・数学
値段、売上、利益、割合、データを考える。
国語
自分の考えを書く。説明する。相手に伝わる文章を考える。
社会
仕事、会社、地域、経済、社会の仕組みを考える。
総合・探究
問いを立てる。調べる。比較する。まとめる。発表する。
つまり、
「答えを知っている」から、
「自分の考えを説明できる」へ。
学校で習った知識を使う練習にもなります。
小学生の習い事は、「何をするか」だけで選ばなくてもいい
水泳を習う。
英語を習う。
ピアノを習う。
算数を習う。
それと同じように、
考えることを習う。
発想することを習う。
調べることを習う。
人に伝えることを習う。
そんな習い事があってもいいのではないでしょうか。
特に、
「テストでは点が取れるけれど、自分の意見を言うのは苦手」
「真面目だけれど、新しいことには慎重」
「好きなことはあるけれど、将来にどうつながるかわからない」
という子には、塾とは違う学びの場が刺激になることがあります。
「好き」を将来の仕事まで広げてみる
たとえば、ゲームが好きな子。
「ゲームばかりして」と終わらせず、
ゲームを企画する人。
プログラムを書く人。
キャラクターをデザインする人。
音楽をつくる人。
宣伝する人。
動画で紹介する人。
と広げてみる。
一つの「好き」の周りにも、たくさんの仕事があります。
絵、動物、工作、音楽、動画、スポーツでも同じです。
子どもの興味を、
「好きだから楽しい」から、
「これって社会とどうつながっているんだろう?」へ。
それも、これからの学びの一つです。
静岡で、起業・探究・プレゼンを学ぶという選択肢
CEOキッズアカデミー静岡藤枝校では、小中学生が起業やビジネスを題材に、
考える
調べる
話し合う
つくる
伝える
やってみる
という経験を繰り返します。
特徴は、単に起業の知識を教えることではありません。
公立小中学校で30年以上子どもたちを見てきた元教員が、学校で求められる記述、発言、探究、プレゼンなども意識しながら授業を設計します。
さらに、ブレインストーミングやインプロ、プレゼンなどを取り入れながら、自由に発想し、自分の言葉で伝える経験を増やしていきます。
※人前で話すのが苦手なお子さんについては、小学生のプレゼン力を伸ばすには?|人前で話すのが苦手な子の練習法もあわせてご覧ください。
まずは、お子さんがどう反応するか見てみませんか?
習い事は、説明を読んだだけではその子に合うかどうかわかりません。
だからこそ、まず実際に体験してみるのがおすすめです。
CEOキッズアカデミー静岡藤枝校では、親子で参加できる約60分のオンライン無料体験会を開催しています。
子どもは約25分の起業ワークに挑戦。
自分で考えたアイデアを、短く伝えるところまで体験します。
保護者の方には、本講座でどのようなことを学ぶのか、どんな力につながるのかをご説明します。
「自分で考えるって、おもしろい」
そんな表情が見えるかどうか。
まずは一度、親子で体験してみてください。
