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「家ではよく話すのに、学校では発表しない」
「考えていることはありそうなのに、人前に出ると固まってしまう」
「自分の意見を言うのが苦手」
そんなお子さんを見て、
「もっとプレゼン力をつけた方がいいのかな」
と感じる保護者の方もいると思います。
でも、プレゼン力は、
大きな声で堂々と話せること
だけではありません。
もっと大切なのは、
自分の考えを整理して、相手に伝わるように表現すること
です。
目次
- 発表が苦手だからといって、考えていないわけではない
- 「間違えたらどうしよう」が言葉を止める
- プレゼンは「話す技術」だけではありません
- まずは「一文で言う」から始める
- 家庭でもプレゼンの練習はできる
- 「どうだった?」だけでは答えにくいこともある
- プレゼンでは「相手」を考える
- 学校ではプレゼンする場面が増えている
- 「思考・判断・表現」ともつながる
- ブレインストーミングで「正解を言わなきゃ」を外す
- インプロも「人前で話す力」と相性がいい
- 起業教育では「伝えなければ始まらない」
- プレゼンすると、質問が返ってくる
- AI時代でも「伝える力」はなくならない
- プレゼンが上達する一番の方法は、回数を増やすこと
- CEOキッズ静岡藤枝校では「毎回アウトプット」を大切にする
- 人前で話すのが苦手でも参加できます
- まずは25分、自分のアイデアを伝えてみよう
- CEOキッズ無料体験会
発表が苦手だからといって、考えていないわけではない
学校で子どもたちを見ていると、
よく手を挙げる子もいれば、ほとんど発言しない子もいます。
でも、発言しない子が何も考えていないとは限りません。
ノートにはしっかり考えが書いてある。
一対一なら話せる。
友達同士ではたくさん意見を出せる。
でも、
「みんなの前で発表して」
となると、急に難しくなる。
そんな子もたくさんいます。
つまり、
考える力と、人前で伝える力は別々に育てる必要がある
ということです。
「間違えたらどうしよう」が言葉を止める
発表が苦手な子の中には、
「間違えたら恥ずかしい」
「変なことを言ったら笑われるかも」
「正しい答えを言わないといけない」
と感じている子もいます。
特に、真面目で慎重な子ほど、
「これで合ってる?」
と確認してから話したくなることがあります。
でも、プレゼンや話し合いでは、
最初から完璧な答えを出す必要はありません。
むしろ、
まず自分なりに言ってみる
経験が大切です。
※こうした「間違えることへの不安」との向き合い方は、子どもの主体性を伸ばすには?|「自分で考えて動ける子」を育てる関わり方でも詳しく解説しています。
プレゼンは「話す技術」だけではありません
プレゼンというと、
話し方。
声の大きさ。
姿勢。
視線。
などを思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それらも大切です。
でも、その前に必要なのが、
何を伝えるかを考えること
です。
たとえば、
「おすすめの本を紹介してください」
と言われたら、
何がおもしろかった?
誰におすすめ?
一番伝えたいことは?
どんな順番で話す?
と考えます。
つまりプレゼンは、
考えを整理する学習
でもあるのです。
まずは「一文で言う」から始める
いきなり3分間の発表をさせる必要はありません。
まずは一文で十分です。
「私は○○がいいと思います。」
そこに、
「なぜなら○○だからです。」
を加える。
これだけでも、
意見+理由
になります。
たとえば、
「私は学校に木を増やした方がいいと思います。なぜなら夏に日陰が増えるからです。」
これも立派なプレゼンの第一歩です。
家庭でもプレゼンの練習はできる
特別な教材がなくても、家庭でできることがあります。
たとえば夕食のときに、
「今日一番おもしろかったことは?」
と聞く。
そこで終わらず、
「どうして?」
と一つだけ質問する。
すると子どもは、
出来事を思い出し、
理由を考え、
相手に伝わるように話します。
他にも、
「今日の給食を10点満点で評価すると?」
「この映画を友達にすすめるなら何て言う?」
「家族旅行でどこに行きたい?理由は?」
などでも構いません。
これらはすべて、
小さなプレゼン
です。
実践的なトレーニング方法については『子どものプレゼン力を鍛える3つの方法』もあわせてご覧ください。

「どうだった?」だけでは答えにくいこともある
子どもに、
「学校どうだった?」
と聞いて、
「普通」
と言われた経験はありませんか。
これは、子どもに話すことがないというより、
質問が広すぎて答えにくいこともあります。
そこで、
「今日、一番笑ったのは何?」
「今日、一番難しかったことは?」
「明日もう一回やるなら、何を変える?」
のように質問を具体的にすると、話しやすくなります。
プレゼン力を育てるには、
話させること以上に、話しやすい問いをつくること
も重要です。
プレゼンでは「相手」を考える
伝えるときに大切なのは、
自分が話したいことだけではありません。
相手が何を知りたいか
を考えることです。
たとえば、
小学生に説明するのか。
大人に説明するのか。
友達にすすめるのか。
知らない人に紹介するのか。
相手が変われば、言葉も変わります。
これは、国語の「相手や目的を意識して表現する」という学びにもつながります。
学校ではプレゼンする場面が増えている
学校では、以前から発表活動がありましたが、
現在はさらに、
調べたことをまとめる。
グループで話し合う。
自分の考えを書く。
資料をつくる。
発表する。
という活動が多くなっています。
特に総合的な学習や探究では、
調べて終わりではなく、考えたことを表現する
ことが重要です。
そのため、
プレゼン力は学校の学びとも深くつながっています。
※探究学習のテーマの見つけ方や進め方は、小学生の探究学習とは?|テーマの見つけ方と家庭でもできる進め方で詳しく解説しています。
「思考・判断・表現」ともつながる
現在の学校教育では、
知識・技能
だけではなく、
思考・判断・表現
も評価の観点になっています。
自分の考えを記述したり、
話し合ったり、
発表したりする場面も、その一部です。
だから、
「発表が得意になる」
だけでなく、
考えを言葉にする経験を増やす
こと自体に意味があります。
ブレインストーミングで「正解を言わなきゃ」を外す
プレゼンが苦手な子には、
いきなり一人で発表させるより、
まず小さなグループでアイデアを出す方が入りやすいことがあります。
そこで役立つのがブレインストーミングです。
たとえば、
「新しい公園をつくるなら何がほしい?」
という問いに、
すべり台。
カフェ。
ドッグラン。
巨大迷路。
宇宙船。
何でも出してみる。
この段階では、
「それは無理」
と評価しません。
まず発想する。
その後で、
「どれを実現したい?」
と考える。
こうすると、
自由に話す → 選ぶ → まとめる → 伝える
という流れができます。
インプロも「人前で話す力」と相性がいい
インプロは、即興でやり取りをつくる活動です。
台本どおりに正しく演じるのではなく、
相手の言葉を受け取って、
その場で反応します。
ここでは、
「完璧に言わなければ」
と考えている時間がありません。
だから、
まず出してみる
経験になります。
また、
相手の話を聞く。
受け止める。
自分の考えを返す。
という、コミュニケーションの基本も練習できます。
プレゼン力は一人で話す力だけではなく、
人とやり取りする力
でもあります。
起業教育では「伝えなければ始まらない」
起業教育も、プレゼンとの相性がとてもいい学びです。
たとえば子どもが、
「新しいジュースを考えた」
とします。
どれだけ良いアイデアでも、
相手に伝わらなければ選んでもらえません。
誰向けの商品?
どんな特徴?
いくら?
なぜおすすめ?
を整理して伝える必要があります。
つまり、
アイデアを形にする最後の一歩がプレゼン
なのです。
※起業教育の具体的な学習内容は、小学生の起業教育とは?|お金・探究・プレゼンまで学べる理由で詳しく解説しています。
※お金教育を家庭でどう進めるかは、小学生のお金教育、何から始める?|お小遣いだけでは身につかないお金の学びで詳しく解説しています。
プレゼンすると、質問が返ってくる
発表すると、
「どうしてその値段なの?」
「他の商品との違いは?」
「子どもでも買える?」
と質問されることがあります。
すると、
自分では気づかなかった点に気づきます。
そして、
「じゃあ値段を変えようかな」
「もっと違いを分かりやすくしよう」
と考え直します。
だからプレゼンは、
発表して終わりではなく、考えを深めるきっかけ
にもなります。
AI時代でも「伝える力」はなくならない
AIは文章を作ったり、資料をまとめたりできます。
プレゼン資料そのものも作れるようになっています。
でも、
「この案を選んだのはなぜ?」
「あなたはどう思う?」
と聞かれたとき、
最後に答えるのは本人です。
AIが作った文章を読むだけではなく、
自分の考えとして説明できること
が大切です。
だからAI時代ほど、
「何を考えたか」
と
「なぜそう考えたか」
を自分の言葉で伝える経験が必要になると思います。
※AI時代に子どもに必要な力については、AI時代、子どもに必要な力とは?|知識だけでは足りないこれからの学びで詳しく解説しています。
プレゼンが上達する一番の方法は、回数を増やすこと
発表が苦手な子に、
年に一度だけ大きな発表をさせても、なかなか慣れません。
むしろ、
30秒話す。
1分説明する。
友達二人に伝える。
自分のアイデアを一つ紹介する。
そんな小さなアウトプットを何度も経験する方が効果的です。
大切なのは、
小さく、何度も。
です。

CEOキッズ静岡藤枝校では「毎回アウトプット」を大切にする
起業や探究を題材に、
考える。
調べる。
話し合う。
アイデアをつくる。
そして、
自分の言葉で伝える
ことを大切にしています。
いきなり長い発表をするのではありません。
短く説明する。
ペアで話す。
小グループで発表する。
アイデアを共有する。
プレゼンする。
と、段階を踏んでアウトプットします。
さらに、ブレインストーミングやインプロも取り入れ、
「間違えないように話す」から、「まず伝えてみる」へ
少しずつ変えていきます。
※小学生の習い事選び全般や、主体性の育て方については、小学生の習い事、何を選ぶ?|塾・スポーツ以外で伸ばしたい力もあわせてご覧ください。
人前で話すのが苦手でも参加できます
無料体験会で、
「発表が苦手な子でも大丈夫ですか?」
と心配される方もいると思います。
もちろん大丈夫です。
むしろ、
大人数の前では話しにくい。
正解がないと不安。
考えはあるけれど言葉にするのが苦手。
という子にこそ、
少人数で、
自分のアイデアを言ってみる経験
をしてほしいと思っています。
無理に立派なプレゼンをさせることが目的ではありません。
まず、
「言えた」
「伝わった」
という小さな成功体験をつくることから始めます。
まずは25分、自分のアイデアを伝えてみよう
CEOキッズアカデミー静岡藤枝校では、親子で参加できるオンライン無料体験会を開催しています。
全体は約60分。
お子さんは約25分、起業ワークを体験します。
たとえば、
「誰に売る?」
「どんな商品にする?」
「いくらにする?」
と考え、
最後に自分のアイデアを短く伝えてみます。
うまく話せなくても大丈夫です。
大切なのは、
自分の考えを持ち、それを誰かに伝えてみること。
そこからプレゼン力は始まります。