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「子どもにお金のことを教えたい」
「お小遣い制にした方がいい?」
「投資のことまで教えるべき?」
最近は、子どものお金教育に関心を持つ保護者の方が増えています。
でも、
お金教育=節約のしかたを教えること
だけではありません。
お金は、
使う。
貯める。
だけでなく、
働く。
価値を生む。
誰かに喜んでもらう。
その対価として受け取る。
という社会の仕組みともつながっています。
目次
- まずは「お金はどこから来る?」から
- お小遣いは、とても良い教材
- 「使う・貯める」の次に、「生み出す」を考える
- 売上と利益は違う
- 「いくらで売る?」には正解がない
- 値段は「安ければいい」わけではない
- 家庭でできるお金教育① 買い物で考える
- 家庭でできるお金教育② 予算を決める
- 家庭でできるお金教育③ 商品の値段を予想する
- 家庭でできるお金教育④ 自分なら何を売る?
- お金を「良い・悪い」で教えすぎない
- 「稼ぐ」ことも学んでいい
- 起業教育とお金教育は相性がいい
- 算数が「何のためにあるか」が見えてくる
- お金の教育は「将来の仕事」を考える入口にもなる
- AI時代、お金の学びはさらに重要になる
- 投資はいつから教える?
- お金の本を読むだけでも十分?
- CEOキッズでは「お金を使う」だけでなく「価値をつくる」
- 元教員だから、算数・社会ともつなげる
- まずはジュース屋さんの社長になってみよう
- CEOキッズ無料体験会
まずは「お金はどこから来る?」から
子どもにとって、お金は不思議な存在です。
スーパーに行けば、カードやスマホで支払いが終わる。
ネットで買い物をすれば、現金すら見えない。
だから、
「お金ってどうやって増えるの?」
と聞かれたとき、
「仕事をすると給料をもらえるよ」
だけで終わらず、
なぜその仕事にお金が払われるのか
まで考えてみると、お金教育が深まります。
誰かの困りごとを解決した。
便利なものを作った。
楽しませた。
助けた。
教えた。
お金は、こうした価値との交換でもあります。
お小遣いは、とても良い教材
お金教育の入口として、お小遣いはとても使いやすいです。
たとえば月1,000円なら、
何に使う?
全部使う?
一部残す?
高いものを買うために貯める?
と考えられます。
ここでは、
限られたお金の中で選ぶ
経験ができます。
これは大切な学びです。
ただし、お小遣いだけでは、
どうやってお金が生まれるのか
までは学びにくいことがあります。
「使う・貯める」の次に、「生み出す」を考える
たとえば、
「100円持っています」
という学びだけでなく、
「100円を生み出すにはどうする?」
と考えてみる。
お手伝いをする。
絵を描く。
何かを作る。
人の役に立つ。
アイデアを考える。
もちろん、小学生に実際の商売をさせる必要はありません。
でも、
価値を生み出すと、お金につながる
という仕組みを考えるだけでも大きな学びです。
売上と利益は違う
子どもにぜひ知ってほしいのが、
売上と利益は同じではない
ということです。
たとえば、ジュースを1杯300円で10杯売ったとします。
売上は3,000円です。
でも、
ジュースの材料。
カップ。
ストロー。
氷。
などに2,000円かかっていたら、残るのは1,000円です。
つまり、
売上 3,000円
− 費用 2,000円
= 利益 1,000円
です。
この瞬間、算数が急に現実の世界とつながります。
「いくらで売る?」には正解がない
値段を考えるのも、とても良いお金教育です。
たとえば、
原価が100円のジュース。
150円で売る?
300円?
500円?
高くすると利益は増えるかもしれない。
でも、買う人が減るかもしれない。
安くすると売れるかもしれない。
でも、利益が少なくなる。
ここには、一つの正解がありません。
だから、
計算する力+考える力
が必要になります。
値段は「安ければいい」わけではない
子どもは、
「安い方がいい」
と思うことがあります。
でも実際は、
品質。
便利さ。
デザイン。
ブランド。
場所。
サービス。
などによって、値段は変わります。
たとえば同じ水でも、
スーパー。
自動販売機。
ホテル。
空港。
では値段が違うことがあります。
「どうして?」
と考えるだけでも、お金の学びになります。
家庭でできるお金教育① 買い物で考える
スーパーは最高のお金教育の場です。
「同じ500mlなのに、どうして値段が違う?」
「どっちがお得?」
「100gあたりでは?」
「まとめ買いすると本当に得?」
こうした会話をするだけで、
算数。
比較。
判断。
が一緒に学べます。
家庭でできるお金教育② 予算を決める
たとえば、
「夕食のデザートを家族4人分、1,000円以内で選んでみよう」
と任せる。
子どもは、
値段を見る。
合計する。
比べる。
選ぶ。
ここで、
予算の中で決める
経験ができます。
これは大人になってからも使う力です。
家庭でできるお金教育③ 商品の値段を予想する
商品を見る前に、
「これ、いくらだと思う?」
と聞く。
実際の値段を見たら、
「どうしてその値段だと思う?」
と聞いてみる。
すると、
材料。
大きさ。
人気。
ブランド。
作る手間。
などに目が向きます。
単なる価格当てゲームが、
価値を考える学び
になります。
家庭でできるお金教育④ 自分なら何を売る?
少し遊び感覚で、
「もし家の前でお店を開くなら何を売る?」
と聞いてみる。
ジュース。
クッキー。
イラスト。
工作。
ゲーム攻略。
何でも構いません。
そこから、
「誰に売る?」
「いくら?」
「材料費はいくら?」
「どうやって知らせる?」
と質問していきます。
これは、起業教育の入口そのものです。
※起業教育の具体的な学習内容は、小学生の起業教育とは?|お金・探究・プレゼンまで学べる理由で詳しく解説しています。

お金を「良い・悪い」で教えすぎない
大人の会話の中で、
「お金の話ばかりするのはよくない」
「お金儲けはいやらしい」
という雰囲気があると、
子どもはお金について質問しにくくなることがあります。
でも、
お金そのものが良い、悪いというより、
どう使うか
が大切です。
自分のために使う。
家族のために使う。
学びに使う。
誰かを助けるために使う。
新しいものを作るために使う。
お金は、選択肢を増やす道具でもあります。
「稼ぐ」ことも学んでいい
子どもに「稼ぐ」という言葉を使うことに抵抗がある方もいるかもしれません。
でも私は、
人の役に立ち、その対価を受け取る
という意味で、お金を得る仕組みを知ることは大切だと思います。
たとえば、
「この商品で誰が喜ぶ?」
「どんな困りごとを解決する?」
と考える。
すると、
「稼ぐ=人からお金を取る」
ではなく、
価値を届ける
という考え方になります。
※こうした「自分で考えて動く力」の土台となる主体性については、子どもの主体性を伸ばすには?|「自分で考えて動ける子」を育てる関わり方で詳しく解説しています。
起業教育とお金教育は相性がいい
起業教育では、お金を単独で学びません。
商品を考える。
誰に売るか考える。
値段を決める。
材料費を計算する。
利益を考える。
宣伝する。
そして発表する。
つまり、
お金+算数+社会+国語+探究
が一つにつながります。
※探究学習のテーマの見つけ方や進め方は、小学生の探究学習とは?|テーマの見つけ方と家庭でもできる進め方で詳しく解説しています。
算数が「何のためにあるか」が見えてくる
学校で、
割合。
百分率。
グラフ。
平均。
単価。
などを学びます。
でも子どもによっては、
「これ、何に使うの?」
と感じることがあります。
ビジネスの題材にすると、
割合は割引や利益率。
グラフは売上やアンケート。
平均は顧客データ。
単価は商品価格。
と、現実の世界につながります。
算数が、問題を解くためだけの教科ではなくなる
のです。
お金の教育は「将来の仕事」を考える入口にもなる
「どうやったらお金をもらえる?」
と考えると、
自然に仕事へつながります。
医師。
先生。
デザイナー。
YouTuber。
ゲームクリエイター。
農家。
美容師。
プログラマー。
どの仕事も、
誰かに価値を届けています。
だから、
「何になりたい?」
だけではなく、
「誰に、どんな価値を届けたい?」
と考えてみる。
これはキャリア教育にもつながります。
AI時代、お金の学びはさらに重要になる
AIによって仕事の内容は変わっていきます。
新しい仕事も生まれるでしょう。
一つの会社から給料をもらうだけでなく、
副業。
個人事業。
オンラインサービス。
デジタル商品。
など、働き方も多様になっています。
だから子どもには、
「お金を使う人」
だけではなく、
価値をつくる側
の視点も持ってほしいと思います。
※AI時代に子どもに必要な力については、AI時代、子どもに必要な力とは?|知識だけでは足りないこれからの学びで詳しく解説しています。
投資はいつから教える?
「株や投資も小学生から教えた方がいい?」
という質問もあります。
投資について知ること自体は悪くありません。
でも、私はまず、
お金がどうやって生まれるのか
を理解することが先だと思います。
働く。
価値を生む。
売上が立つ。
費用がかかる。
利益が残る。
その上で、
貯蓄。
投資。
という流れを知る方が、理解しやすくなります。
お金の本を読むだけでも十分?
小学生向けのお金教育の本も増えています。
本はとても良い入口です。
でも、
読んで終わるより、
実際に考える
ところまでやると学びが深まります。
「自分ならどうする?」
「この場合はいくらにする?」
「1000円あったらどう使う?」
本で得た知識を、生活の中で使ってみることが重要です。
CEOキッズでは「お金を使う」だけでなく「価値をつくる」
起業やビジネスを題材にしながら、お金について学びます。
たとえば、
誰に売る?
どんな商品?
いくらにする?
材料費はいくら?
利益はいくら?
どうしたらもっと選んでもらえる?
と考えます。
つまり、
お金の計算を学ぶだけではなく、お金が生まれる理由まで考える
学びです。

元教員だから、算数・社会ともつなげる
私は公立小中学校で30年以上、子どもたちに関わってきました。
だから、
起業教育だけを独立した特別な学びとは考えていません。
学校の算数。
社会。
国語。
総合。
で学んだことを、
実際のビジネスの場面で使ってみる。
そうすることで、
学校で習った知識が「使える知識」に変わる
と考えています。
※小学生の習い事選び全般については、小学生の習い事、何を選ぶ?|塾・スポーツ以外で伸ばしたい力もあわせてご覧ください。
まずはジュース屋さんの社長になってみよう
CEOキッズアカデミー静岡藤枝校では、親子で参加できるオンライン無料体験会を開催しています。
全体は約60分。
お子さんは約25分の起業ワークを体験します。
たとえば、
「誰に売る?」
「どんなジュース?」
「いくら?」
「材料費はいくら?」
「どうしたら選んでもらえる?」
と考えます。
計算問題の答えを出すだけではありません。
自分で考えた商品に、自分で値段をつける。
そこには、
算数。
お金。
発想。
探究。
プレゼン。
いろいろな学びが入っています。